評価基準を覚えることの本当の価値〜初期のインストラクター教育における「型」の大切さ〜
- ジュンペイ

- 3月4日
- 読了時間: 5分

こんにちは😊
千葉のダイビングショップ「カレントブルー」のじゅんぺいです🌊
PADI公認のダイビングスクールとして、千葉・白井を拠点に、ライセンス講習からプロコースまで幅広く開催しています🐠
最近ブログをTOMOちゃんにばかり投稿してもらっていて、超久しぶりのブログ投稿です(笑)
今日はPADIインストラクター開発コースにチャレンジ中の皆さんに向けた、ちょっとマニアックな内容でございます😀(久しぶりの投稿にもかかわらず、限定的な内容ですみません💦)
さてさて、候補生の皆さん、
「オープンウォーター/限定水域 プレゼンテーション評価スレート」って、ありますよね?IDCの核とも言えるプレゼンテーションにおいて、オープンウォーターと限定水域のプレゼンテーションを評価するための、IDCスタッフとコースディレクター用のツールです。
この「オープンウォーター/限定水域 プレゼンテーション評価スレート」は、候補生の皆さんのeラーニングからもダウンロードでき、この「オープンウォーター/限定水域 プレゼンテーション評価スレート」の評価基準を理解するところから、プレゼンテーションの作成が始まります。
インストラクター候補生の多くは、この評価基準を「IE(インストラクター試験)のために覚えるもの」という印象で捉えているかもしれません。
でも僕は、評価基準を覚えることには試験対策以上の価値があると思っています。
むしろそれは、安全で質の高いダイビング教育を行うための基本構造を理解することにつながると感じています。
ブリーフィングは評価基準の順序で組み立てる価値がある
ブリーフィングは、インストラクションの中でもとても重要な部分です。
生徒ダイバーがこれから行うスキルを理解し、安心して練習できるかどうかは、ブリーフィングの質に大きく左右されます。
ブリーフィングの組み立て方は一つではありません。インストラクターが自由に構成することもできます。内容さえ満たせば、必ずしも評価基準の順序どおりに毎回話す必要があるわけではありません。
PADIの考え方としても、自然で分かりやすいブリーフィングが基本とされています。
ただ僕は、特にインストラクターとして成長していく過程では、評価基準の順序を意識してブリーフィングを組み立てることには大きな価値があると感じています。
理由はとてもシンプルです。
毎回形が変わると、重要な情報が抜けてしまう可能性があるからです。
例えば、
言いそびれてしまう
強調すべきところが弱くなる
大切な説明が抜けてしまう
こういうことは、意識していても起きることがあります。
そしてそれは時として、生徒ダイバーにとって不利益になる可能性があります。
型を持つことはインストラクションの助けになる
「型を作る」と聞くと、自由がなくなるように感じる人もいるかもしれません。
でも僕はむしろ逆だと思っています。
多くの分野でそうですが、基本となる型を理解することは技術の習得を助けます。
評価基準に沿ったブリーフィングの構造は、
達成条件
現実的価値
方法
シグナル
実施方法
という流れになっています。
この順序は偶然ではありません。これは、ダイバーが理解しやすい順序で組み立てられています。
つまり評価基準は、ただの採点基準ではなく、教育として合理的に整理されたインストラクションの構造でもあるのです。
特に初期段階では型が役に立つ
ただし、この考え方は、すべてのインストラクターに同じ形で当てはまるものではありません。
経験を積んだインストラクターの中には、評価基準の構造を自然に体の中に取り込んでいて、より自然な形でブリーフィングを行っている人も多くいます。それはとても素晴らしいことです。
ってか、僕も一応ベテランのイントラなので、普段はそうしてます(笑)
なので、僕がここで伝えたいのは、特に初期段階では型がとても役に立つということです。
インストラクター候補生や経験の浅いインストラクターにとっては、
教える内容
安全管理
講習の進行
これらを同時に行うのは簡単ではありません。
そんなとき、あらかじめ整理された構造があることで
「この順番で説明すれば大丈夫」
という安心感が生まれます。
その結果、実際の講習への導入がスムーズになり、学習効率も上がります。
型は生徒ダイバーの利益にもつながる
インストラクター教育で一番大切なのは、
生徒ダイバーの安全と利益です。
※ここでいう生徒ダイバーとは、皆さんの開催するコースに参加するお客様
これは、超超超大切で、いかなる場合も絶対です。
説明の不足や情報の抜けは、
不安
誤解
スキルの失敗
につながる可能性があります。
評価基準を意識したブリーフィングを行えば、必要な情報を、漏れなく、安定した質で伝えることができます。
これは、生徒ダイバーにとっても大きなメリットになります。
段階的に自然なインストラクションへ
僕は、最初は「型を意識して学ぶ」、そして経験を積む中で、より自然なインストラクションへ発展していくという段階が大切だと思っています。
最終的には、
話し方
強調の仕方
例え方
雰囲気づくり
など、それぞれのインストラクターの個性が出てきます。
でもその土台には、しっかりとした構造があります。
評価基準は教育の設計図
PADIのプレゼンテーション評価基準は、単なる採点表ではありません。
それは、安全で質の高いインストラクションを行うための設計図だと僕は思っています。
この構造を理解して意識的に使うことで、インストラクターとしての指導の質は確実に上がります。
そしてそれは結果として、ダイバーの安全と安心につながると僕は信じています。
というわけで、ちょっとマニアックな語でございました(笑)
インストラクター候補生の皆さん、引き続き頑張っていきましょう〜\(^o^)/













