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ファーストレイヤーとしてヒートテックがおすすめできない理由
「汗冷え」に注意すべし!
日常生活においては、安価で購入ができ優れたベースレイヤーとして大活躍する人気のヒートテックですが、ダイビングでは避けたほうが無難かもしれません。ヒートテックをおすすめできない理由・・・それは、濡れたら乾きにくいことです。
ヒートテックを構成してい素材は以下のようになります。
34%レーヨン
33%ポリエステル
28%アクリル
5%ポリウレタン
(2019年12月現在)
この中のレーヨンという素材は「肌触りが良く感じられる」といった利点があり日常使用にはとても快適なのですが、「吸水性・保水性が高い」という性質があり、汗をかくと短時間の間に「吸水率が飽和」してしまい、さらに「乾くのが遅い」という欠点があります。水分を吸ったままのヒートテックが水温・外気温の影響で汗冷えを起こし、体温の低下につながってしまうため、ダイビングには不向きと考えられます。
真冬のダイビングは意外なほどに汗をかきます。しかもドライスーツは完全に密閉された空間ためスーツ内で結露を起こします。これが初心者の方だとなおさらです。さらにヒートテック素材の特徴により、汗をかき肌が湿ることでどんどん体は温まってしまい、更に汗をかくという悪循環に陥ってしまいます。
日常生活とダイビングシーンとで、ベースレイヤーを使い分けるのがコツですね!
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